教会を卒業してから
教会を卒業してから、少しずつ仕事をしながら、本当に自分がやりたいことを見つけようと思いました。
みなさんは、一生続けていきたいと思える程、大好きなことってありますか？
私には、趣味も特技も何もありません。推しもいません。
ただただ、食べることが好きです。
ご飯をマメに作るし、パンやお菓子を焼くこともありますが、だからといって料理が好きだとは言い切れません。ただ、食べたいものを作っているだけなんです。
話を戻しますね。
世界の裏側に出会う
教会を卒業するきっかけになったのは、所謂『世界の裏側』に関する情報に出会ったことでした。
当時はYouTubeを見まくりましたが、時が経つにつれ、見すぎたせいなのか、なんなのかはわかりませんが、見るとザワつくようになり、見なくなったんですよね。
で、その後、縁あって、いくつかのコミュニティに参加してみたんです。
でも、結局のところ、この私、馴染めなかった…。
なんてこった…
「ここでもか！？」と思ってしまいましたね。
フリーランスの道
30代前半までは会社で働いていたのですが、その後はずっとフリーランスで活動していました。
順応性はあるけれど、合わせることに「頑張る」みたいな。
コミュニケーションは得意なほうだと思うのですが、どうしても「合わせないと」と思ってしまう。
そんな感じです。
コミュニティに入れば、自分が本当にやりたいことが見つかるかも…と期待していたところもあったのですが、結局は見つからずでした。
また一人に戻って、仕事をちょいちょいやりながら、日々の暮らしを楽しんでいました。
食べて寝て、また食べて寝る…。ときどき、仕事。そんな日々です。
経営者との出会い
それでもあきらめることはなく、本当にやりたいことを探し続けていました。
2024年4月、知人の紹介である経営者と出会いました。
この出会いが、私にやりたいことを見つけさせてくれたのです。
前提として、本当にやりたいことが見つかればそれはそれ。
見つからなくてもそれはそれと思っています。
「良い」とか、「悪い」とか、「やりたいことってあるべき！」とか全くありません。人それぞれだから。
終活とカラーバス効果
出会った経営者さんは、ここではYさんとします。
Yさんから「会社を立ち上げれば？」と提案されました。
そういえばあの頃、「終活」という言葉を何度も目にするようになったんですよね。
母の死をきっかけに、終活について考えるようになったからだと思います。
人は意識した瞬間から入力回数が増えるようです。
例えば「この町にはベンツが多いな」と思った瞬間から、ベンツばかり目に入るような感じです。
（実際は、いろんな車が走っているんですけどね。笑）
これは「カラーバス効果」というそう。
つまり、人は自分が見たいものを見る生き物ということですね。
自分を愛でる
そうそう、終活。
そもそも、終活って「なんなん？？」
AIによると「終活とは、人生の終わりを視野に、自分の人生の総括や準備を行う活動」だそう。
そうなんや。教えてくれてありがとう！
でも、「いつ終わるかなんて誰にもわからんやん！」って突っ込みたい。
あ、でも、物は少なめにがやはり理想かと。
うちの母みたいに、ゴミか必要なものかわからない状態だと、残された人は大変だから。
（この件に関しては後日また書きます）
私は、森の中で最期を迎えたいと思っています。
森で野垂れ死んでいるのではなく、クマに襲われるでもなく、森にあるおうちで、発見されるんです。
その最期の時まで、人が自身を愛でる時間をサポートする製品を提供したいと考えるようになりました。
「自分を大切にする」というより、「自分を愛でる」とういう感覚です。
皆さんは、動物を飼っていらっしゃいますか？
動物を「大切にする」というのと、「愛でる」とでは感覚が少し違いますよね？
この違いをまずは意識的に自分自身に向けてほしいんです。
少しの時間で大丈夫なので、自身を愛でる時間をもって、癒してあげるんです。
自分の手で。
そうやって意識することで、きっと自分の扱い方が変わってくるはずです。
めいっぱい意識して、自分を愛でてあげてください。
忙しさにかまけてなかなかできないことも、大好きなモノを通して時間を持つ。
忘れそうになっても、好きなモノを見たり触ったりするだけで、自然と愛でる時が確保できている。
そんな状態になるサポートをしたいと思っております。
さてさて、ここからまた出会いがありました。
つづく
